【英語学習】must(～に違いない/しなければならない)の意味と使い方

今回は「must」について書いていきたいと思います
中学英語で習う範囲ではありますが、「must」が英文に出てくる頻度はそんなに高くないような気がしてまして、意外に理解できてない方も多いかもしれません

以下いずれかに該当する方向けに記事を書いています！

それでは見ていきましょう！

ということで例文や使い方について見ていきましょう

◆「must」とは

「must」とは「～～しなければならない」「～～に違いない」「～～してはいけない」を表現する際に使用する助動詞です
「must」を使用することで以下ようなことが表現できます

「must」は強い力を持っています
「must」を使って「～～しなければならない」「～～に違いない」「～～したらあかん！」というと、
かなり強い気持ちで伝えているイメージです

似たような表現に「have to」が存在しますが、違いは簡潔に述べると、
主観的に「～～しなければならない」「～～に違いない」と思う場合は「must」、
客観的な事実として「～～しなければならない」「～～に違いない」と思うなら「have to」となります

また「must」には過去形が存在しません
「しなければならなかった」などを表現する際は、「have to」の過去形「had to」を使用します

◆「must」の肯定文

「～～しなければならない」「～～に違いない」の「must」の肯定文は以下のように表現します

・I must go now. (もう行かないと！)
・They must be a fool. (彼らはアホに違いない!)
・It must be expensive. (高価に違いない!)

◆「must」の否定文

「～～してはいけない」の「must」の否定文は以下のように表現します

・You must not do it. (それをしてはダメ！)
・I mustn’t sleep here. (私はここで寝ちゃいけない!)
・We mustn’t be late. (私たちは遅れてはいけない!)

◆「must」の疑問文

「～～しなければなりませんか？」の「must」の疑問文は以下のように表現します

・Must I do it now？(今それをしないといけませんか？)
・Must I go home？(帰宅しないとダメですか？)

「must」の疑問文では「Must you ～ ?」などは通常使用されません。
「must」は主観的な要素を含み、かつ強い義務を持つイメージですので、
「あなたは英語を勉強しないといけませんか？」という疑問文を使うと違和感があります。

同様の意味で疑問文を作るのであれば
「Do you have to study English?」のように「have to」を使いましょう

そもそも「must」の疑問文自体あまり見かけることはありません。
肯定文と否定文を覚えておけば十分でしょう

◆練習問題

・You ___ ___ English hard. (一生懸命英語を勉強しないとダメ！)
・You must ___ ___ computer games. (ゲームするのはやめなさい!)
・We ___ ___ our seatbelts. (私たちはシートベルトを締めないといけません)
・You ___ ___ ___ in this restaurant. (ここのレストランではタバコを吸ってはいけません)
・It must ___ important ___ read many books.(たくさんの本を読むことが重要であるに違いない!)
・You must ___ ___ noisy. (騒がしくしてはいけません)

答え↓↓↓








・You must study English hard. (一生懸命英語を勉強しないとダメ！)
・You must stop playing computer games. (ゲームするのはやめなさい!)
・We must fasten our seatbelts. (私たちはシートベルトを締めないといけません)
・You must not smoke in this restaurant. (ここのレストランではタバコを吸ってはいけません)
・It must be important to read many books.(たくさんの本を読むことが重要であるに違いない!)
・You must not be noisy. (騒がしくしてはいけません)