今回は、英語の形容詞について説明します。
「形容詞」を調べると「物事の状態や性質が「どのようであるか」を表現する言葉」とあります。
例を挙げると「美しい」「面白い」などが該当します。
形容詞を使えるようになると、表現のパターンも増えることはもちろんのこと
文章をより深いものにできたりもしますので、頑張っておぼえましょ
以下いずれかに該当する方向けに記事を書いています！
●そもそも「形容詞」って何？
●「形容詞」の使い方がイマイチわからない
●「形容詞」を使った例文を知りたい
それでは見ていきましょう！
◆「形容詞」とは
形容詞とは、冒頭で説明した通り「物事の状態や性質が「どのようであるか」を表現する言葉」で、
「美しい」「面白い」などが形容詞に含まれます。
「美しい」を例にすると
・あの女性は美しい
・多くの美しい花が咲く
・美しい景色が見たいです
など、名詞(女性/花/景色)がどのような状態であるかを付け加えるというだけで様々な使用パターンがあります
英文でみても文の色んな所に形容詞は登場します。
・That woman is beautiful. (あの女性は美しい)
・Many beautiful flowers bloom. (多くの美しい花が咲く)
・I want to see beautiful scenery. (美しい景色が見たいです)
◆代表的な形容詞一覧
| 英単語 | 意味 | 英単語 | 意味 | |
|---|---|---|---|---|
| amazing | 素晴らしい | narrow | 狭い | |
| bad | 悪い | necessary | 必要な | |
| beautiful | 美しい | new | 新しい | |
| big | 大きい | next | 次の | |
| busy | 忙しい | previous | 前の/以前の | |
| cheap | 安い | real | 現実の | |
| deep | 深い | same | 同じ | |
| difficult | 難しい | serious | 深刻な | |
| general | 一般の | shallow | 浅い | |
| good | 良い | slow | 遅い | |
| happy | うれしい | small | 小さい | |
| heavy | 重い | special | 特別の | |
| important | 重要な | tall | 背の高い | |
| interesting | 面白い | thick | 厚い | |
| long | 長い | thin | 薄い/細い | |
| many | たくさんの | useful | 役に立つ |
◆形容詞の使い方
形容詞の使用パターンは基本2つです。
①名詞を修飾する (形容詞 + 名詞)
②主語の状態/性質を表現する (主語 + be動詞 + 形容詞)
①名詞を修飾する
上のページでも記載した↓↓が当てはまります。
・Many beautiful flowers bloom. (多くの美しい花が咲く)
⇒ flowers(名詞)をbeautiful(形容詞)で修飾 [花 → 美しい花]
・I want to see beautiful scenery. (美しい景色が見たいです)
⇒ scenery(名詞)をbeautiful(形容詞)で修飾 [景色 → 美しい景色]
このように「形容詞 + 名詞」の形で英文を構成します。
形容詞を複数並べることもできますが、語順には規則があります
例えば「三本の白く美しい花があります」を例に挙げると↓になります。
There are three beautiful white flowers. (三本の白く美しい花があります) ※白い + 美しい
複数並ぶ場合は↓の順番で単語の登場する優先度が決まります。
- Opinion(意見)
- Size(大小
- Age(年齢)
- Shape(形体)
- Color(色彩)
- Origin(出身)
- Material(素材)
- Purpose(目的)
beautiful は”意見”、whiteは”色彩”なので、「beautiful white」となります
※以下のように、形容詞が前に来ないパターンも存在します。
「something new」 (新しい何か)
※「new something」とはならないので注意しましょう
②主語の状態/性質を表現する
上のページでも記載した↓↓が当てはまります。
・That woman is beautiful. (あの女性は美しい)
⇒ That woman(主語/名詞)の状態/性質をbeautiful(形容詞)で表現
このように構成します。
・肯定文 : 主語 + be動詞 + 形容詞
・否定文 : 主語 + be動詞 + not + 形容詞
・疑問文 : be動詞 + 主語 + 形容詞
こんな感じです。
【肯定文】
That woman is beautiful. (あの女性は美しい)
【否定文】
That man is not tall. (あの男性は背が高くない)
【疑問文】
Are they busy? (彼らは忙しいですか？)
be動詞を過去形(was/were)にすれば過去分となります
◆例文
こんな感じで使えるようになりましょう
・He is a very good person. (彼はとても良い人です)
・I was very happy when I received the souvenirs. (お土産をもらった時、とても嬉しかったです)
・That is not interesting. (それは面白くありません)
・I thought that she was amazing. (彼女はスゴイと思った)
・He made an important decision yesterday. (彼は昨日、重要な決断をしました)
・This road is too narrow for cars. (この道は車には狭すぎる)
・I walked a very long distance today. (今日はとても長い距離を歩いた)
・What is your next question？ (次の質問は何ですか？)
・They’re the same age. (彼らは同い年です)
◆練習問題
・He is ___ a ___ person. (彼は悪い人ではありません)
・We are ___ very ___. (私たちはいつもとても忙しい)
・___ is that ___ building？(あの高い建物は何ですか？)
・The population explosion is a ___ problem. (人口爆発は深刻な問題です)
・The ___ thing ___ the content of the story. (大事なのは話の中身です)
・___ this book ___？ (この本は面白いですか？)
・I find something ___ every time I ___ this book. (この本を読むたびに新しいものを発見する)
答え↓↓↓
・He is not a bad person. (彼は悪い人ではありません)
・We are always very busy. (私たちはいつもとても忙しい)
・What is that tall building？(あの高い建物は何ですか？)
・The population explosion is a serious problem. (人口爆発は深刻な問題です)
・The important thing is the content of the story. (大事なのは話の中身です)
・Is this book interesting？ (この本は面白いですか？)
・I find something new every time I read this book. (この本を読むたびに新しいものを発見する)
