【英語学習】canの意味と使い方

英語
スポンサーリンク

今日は、中学で学習する助動詞「can」について意味と使い方について説明します。

「can」は英文は勿論のこと、会話でもたくさん登場するため必ず使いこなせるようにならないといけません。
 
少しずつ学んでいき、最後は「何だ余裕じゃん」くらいのレベルになってやりましょう


以下いずれかに該当する方向けに記事を書いています!

●そもそも「can」って何?
●「can」の使い方がイマイチわからない
●「can」を使った例文を知りたい

それでは見ていきましょう!

◆canとは

can」は、「~することができる」「~してもよい」「~の可能性がある」という意味があり、助動詞の1つです。

ルールとして助動詞の後ろには動詞の原形がくるので、
つまりは肯定文であれば、主語 + can + 動詞の原形 + ~、といった文章となります。

◆canの肯定文

主語 + can + 動詞の原形 + ~

※canは必ず動詞の原形とともに使用します。主語が三人称単数でも動詞に”s”をつける必要はありません。

◆~することができる(可能)

こんな感じ
 
・I can speak English. (私は英語を話すことができます。)

「can」を使わないと↓↓感じになります
I speak English. (私は英語を話します。)

「can」を付ける付けないで文章の意味合いが全然変わってきます
 
主語が三人称単数であっても、動詞の原形に”s”は付きません。
・He can run fast. (彼は速く走ることができる。)

 

◆~してもいいですよ(許可)

You can use my smartphone.

直訳すると

「あなたは私のスマートフォンを使うことができる」となりますが、
「私のスマートフォンを使ってもよいですよ」という許可を与える意味合いでも使うことができます。


会話の相手が「電池切れたわー。どうしよう。電話できないやー」なんて言ってきたら、
「おれの使っていいよー」なんていったりしますよね。

「あなたは私のスマホを使うことができる」っていうのは意味合いは似ててもしっくりきません。

なので許可を与える「してもいいですよ」という意味でも「can」を使うなんてことができます。

◆~の可能性がある(推量)

最後に「できる」「してもよいですよ」のほかに「~の可能性がある」といった使われ方も存在します。

その場合の文法は↓↓のとおり「can be」を使います。

主語 + can + be + ~

It can be true.(本当かもしれない。)
・This information can be helpful. (この情報は役に立つかもしれない。)

この使われ方は“推量”と呼び、可能性を現す表現方法です。
こうなるだろうな~」であったり「こういうこともあり得る」みたいな推量するイメージです。



この「can」の使い方は英語学習を始めたばかりの人からすると頭に入りづらいかもしれませんが、
「~かもしれない」「~になりうる」など可能性を表現する際にもこのようなパターンが登場してくるので、
頭に入れておきましょう

◆canの否定文

否定文、つまり「~することができない」「~してはいけません」「~という可能性はない」を表現する文章です。
肯定文を理解できてれば否定文はそんなに難しいことはありません。

主語 + can + not + 動詞の原形 + ~

肯定文の「can」の後ろに「not」をつけた形となります。(省略形 : can not = can’t)

・I can’t eat any more. (私はこれ以上食べれません)

主語が三人称単数の場合でも、肯定文と同様に動詞の原形には”s”が付きません。
・She can’t swim. (彼女は泳ぐことができない)

You can’t smoke in this place. (この場所ではタバコを吸ってはならない)
こちらは「~してもいいですよ」の否定である「~してはいけません」といった不許可を表現する使い方です。


・It can’t be true. (本当であるはずがない)
・He can’t be ill. (彼が病気であるはずがない)
これは推量の否定形の形です。「そんなことはありえないよ」のイメージで使われます。
 
肯定文を理解できていれば、否定文を作ることは楽勝です。
文法を学ぶと同時に、「can」の使われ方や意味などを意識しながら学習していきましょう

◆canの疑問文

「can」の疑問文は、「~することができますか?」「~してもよいですか?」「ありえますか?」という上記で解説した肯定文を疑問形にしたパターンに加えて、「~してくれませんか」という依頼分としても使用されます。

Can + 主語 + 動詞の原形 + ~

肯定文の「can」を先頭に持ってくるだけです。

~することができますか?

Can you speak English? (あなたは英語を話すことができますか?)

主語が三人称単数の場合でも、肯定文と同様に動詞の原形には”s”が付きません。
Can he run fast? (彼は速く走ることができますか?)


このように能力を問う場面に使ったりします

~してもよいですか?

Can I smoke here? (ここでタバコ吸っていいですか?)
Can I take a picture? (写真をとってもいいですか?)

このように相手に許可を求める場合に使ったりします。
※このパターンはカジュアルなシーンで用います

~はありえますか?

Can it be true? (それは本当である可能性があるのか?) → (それは本当ですか?)

これは推量の疑問形の形です。

~してくれませんか?

文法は変わりませんが、「can」を使って「~してくれませんか?」と依頼を表現することができます。

Can you open the window? (窓を開けてくれませんか?)
・Can you help me with my homework? (私の宿題を手伝ってくれませんか?)

こちらはカジュアルなシーンで依頼する際に使用しましょう。
フォーマルな場合は「Could」や「Would」などが使われます。

“能力”、”許可”、”推量”、”依頼”など様々な用途で「can」の疑問文を使用します。
文脈やシチュエーションによって何を意味しているのかを理解できるように頑張りましょう

◆例題

「can」を使う文にはこんなものがあります。

  • I can’t read this book. (この本を読むことはできません)
  • You can do it. (君ならできるよ)
  • She can play tennis. (彼女はテニスができます)
  • Can you call me at 6? (6時に電話してくれますか?)
  • Can you do anything for her? (彼女のために何かできますか?)
  • It can be true.(本当かもしれない)
  • Can I take a vacation? (休暇をとってもよいですか?)
  • Can I pay by credit card? (クレジットカードで支払えますか?)
  • We can’t understand each other. (私たちはお互いを分かり合うことができない)

◆練習問題

  • He ___ __ a famous singer. (彼は有名な歌手の可能性がある。)
  • ___ you ___ here? (ここで待ってくれますか?)
  • Tokyo ___ ___ quite ___ in summer. (東京は夏にかなり暑くなり得る)
  • ___ ___ I ___ a taxi? (タクシーはどこでつかまえられますか?)
  • ___ people ___ do that. (ほとんどの人はそんなことできない)
  • ___ you ___ anything? (何か見えますか?)
  • ___ can I get ___? (どうやったらそこへ行けますか?)
  • I ___ ___ a letter in English. (私は英語で手紙を書けます)




答え ↓↓↓







  • He can be a famous singer. (彼は有名な歌手の可能性がある。)
  • Can you wait here? (ここで待ってくれますか?)
  • Tokyo can be quite hot in summer. (東京は夏にかなり暑くなり得る)
  • Where can I catch a taxi? (タクシーはどこでつかまえられますか?)
  • Most people can’t do that. (ほとんどの人はそんなことできない)
  • Can you see anything? (何か見えますか?)
  • How can I get there? (どうやったらそこへ行けますか?)
  • I can write a letter in English. (私は英語で手紙を書けます)
タイトルとURLをコピーしました