英語で最初に学ぶ「主語」について書いていきたいとおもいます
以下いずれかに該当する方向けに記事を書いています!
● 英語の「主語」って何?
●「主語」の使い方
● 例文を知りたい
それでは見ていきましょう
◆主語とは
主語とは文の主題となる人であったりモノを指します。要は文の主役に当たる部分です。
例えば日本語で「俺は昨日あいつと遊んだんだけどさー」といった文があった場合、主語は「俺」となります。
ただ誰かと会話する際にわざわざ「俺は」と付ける必要もなく、「昨日あいつと遊んだんだけどさー」で伝わったりもします。
なので日本語では主語を省略してもそこまで違和感がないパターンもあります
ですが英語にはそこまで自由度はありませんので、基本的に文中には主語がしっかりと入ってきます。
なのできっちり覚えましょう!
◆人称代名詞
以下の表を見たことがあると思います。
これらは人称代名詞(にんしょうだいめいし)と呼び、話し手、受け手、および談話の中で指定された人や物を指す代名詞です。
主語のパターンは、
話し手を指す一人称、受け手を指す二人称、それ以外の人や物を指す三人称に分けられます。
・I am hungry. (私はお腹がすいている)
・We are hungry. (私たちはお腹がすいている)
・you are kind. (あなたは親切です)
・you are kind. (あなた達は親切です)
・He is tall. (彼は背が高い)
・They are tall. (彼らは背が高い)
英語では、主語が上記のどのパターンに該当するかで、そのあとに続く動詞の形が変形したりします
そのため文章のどの部分が主語にあたるかを見分けれるようになりましょう。
◆色んなパターンの主語
主語には「人物」「モノ」「動作」など、様々なパターンを使用することができます。
・I am hungry. (私はお腹がすいている)
⇒ 人物が主語のパターン
・My dog is white. (私の犬は白い)
⇒ 動物も主語となる
・Your book is on the desk. (あなたの本は机の上です)
⇒ モノも主語となる
・Your book and his wallet are on the desk. (あなたの本と彼の財布は机の上です)
⇒ 主語が複数存在する
・Learning English is fun. (英語を学ぶことは楽しい)
⇒ 動作が主語となる
「彼は私の本をあなたに貸した」といった文があった場合、
登場人物は「彼」「私の本」「あなた」となりますが、主語は「彼」になります。
他にも主語になるパターンは存在しますが、上記は最低限覚えましょう
◆例文
では主語はどの部分か指すか、↓↓例文です
- I like English. (私は英語が好きです)
→ この場合の主語は日本語であれば「私」となり、英語であれば「I」となります。 - You don’t like English. (あなたは英語が好きではありません)
→ この場合の主語は日本語であれば「あなた」となり、英語であれば「You」となります。 - He likes English. (彼は英語が好きです)
→ この場合の主語は日本語であれば「彼」となり、英語であれば「He」となります。 - She doesn’t like English. (彼女は英語が好きではありません)
→ この場合の主語は日本語であれば「彼女」となり、英語であれば「She」となります。 - We like English. (私たちは英語が好きです)
→ この場合の主語は日本語であれば「私たち」となり、英語であれば「We」となります。 - Ken likes English. (ケンは英語が好きです)
→ この場合の主語は日本語であれば「ケン」となり、英語であれば「Ken」となります。
主語の動作や状態を説明している部分は述語と呼びます
例えば「I like English」の場合は、「I」が主語で、「like English」の部分が述語です
英語は主語 – 述語で並んでいるので、文のここからが主語でここからが述語なんだなーというのを区別できるようにした方がよいです
◆練習問題
次の文の主語と述語はどれでしょう
- 私はあなたを知っています
I Know you - 私の友人はラーメンが好きではありません
My friend doesn’t like ramen - あなたの父は彼が嫌いです
Your father hates him
答え↓↓↓
- 私はあなたを知っています
I Know you - 私の友人はラーメンが好きではありません
My friend doesn’t like ramen - あなたの父は彼が嫌いです
Your father hates him
◆まとめ
単純な分を例として挙げましたが、分が長くなると主語を把握するのに時間がかかったりします。
少し難易度を上げた例の場合
「向こうで走っている少年はマイクの息子です」
「The boy running over there is Mike’s son」
この場合の主語は日本語であれば「向こうで走っている少年」となり、英語であれば「The boy running over there」となります。
少しずつ頑張りましょう